お話しました。
子供を庇護する、マリアの青いマント。
そして、
子供を次々に飲み込んでしまうクロノス。
母は、全く逆の二つのイメージを
あわせ持っているのです。
そして、自我を発達させて、
自立しようとする子供からは、
時として母親は
クロノスとして立ちあらわれる。
出て行こうとする子供に立ちふさがる壁ですね。
望遠鏡が開発される以前の時代は、
肉眼で見える惑星のなかで
最も遠い惑星が土星であったことから、
土星は、宇宙の「果て」に存在すると
考えられていたました。
そのことから、土星は占星術で「制限・限界」などを
意味するようになります。
壁は、土星を象徴しているのです。
お母さんは子供にとって、
ある時期、壁・土星となるのです。
土星は、英語でサターン・・・・・
サターン?・・・・・サタン!!
そうです。土星は「悪魔」のイメージと
強く結びついているのです。
悪魔と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
私の場合は『エクソシスト』『サスペリア』などの
恐怖映画のイメージです。
(「決して一人では見ないで下さい。」・・・・
というキャッチコピーが流行しました。)
恐ろしく、冷徹、残酷で、
とても人間ではかなわない存在です。
しかし・・・・・
こういう、恐ろしい悪魔のイメージは、
ヨーロッパでキリスト教が
勢力を拡大し、土地に根付いていく歴史のなかで、
徐々に出来上がってきたものらしいのです。
悪魔と地獄が結び付けられて、どんどん恐ろしいもの
として考えられるようになった。
では、キリスト教以前の悪魔は
どんなものだと思われていたのでしょうか?
それをイメージするには、
日本昔話しに登場する「鬼」を思い出せばよいのです。
日本は、キリスト教化されていないので、
キリスト教以前の「悪魔」と似たイメージを、
まだまだ豊かに
我々日本人はイメージすることができるのです。
確かに、「鬼」だって恐ろしいかもしれません。
しかし、冷静に考えてみると・・・・・
いくら強いとは言え、犬、猿、きじを家来にした
一人の男にやられてしまう、鬼っていったい・・・・・
一寸法師にやっつけられたり、
『泣いた赤鬼』の話には、人間と仲良くなりたくて
仕方ない鬼が登場します。
また、鬼ではありませんが、「アマノジャク」も
恐いというよりは、悪戯をする、
人をだまそうとする奴です。
懲らしめのために、
仁王様に踏みつけられている姿には
どことなく愛嬌すらあります。
また、最近でも女性向けに「小悪魔になる方法」なんて
本が出たりするくらいです。
小悪魔的な女性と聞いて、
「エクソシスト」を連想する人はいません。
キャンディーズ(南海キャンディーズじゃないです
よ!)のヒット曲にも
『やさしい悪魔』というのがありました。
(ちなみに私は、
超少数派のミキちゃんファンでした。)
悪魔は、決して背筋が凍るほどの恐怖をもたらす存在で
はなく
悪い奴だけど、どこか憎めないところがある、
ユーモラスで愛嬌のあるものなのです。
占星術は、キリスト教よりもはるかに
長い歴史を持っています。
土星のイメージは、キリスト教以前の、
ユーモラスな悪魔だったはずなのです。
話を戻します・・・・・
お子さんが、これまでになく
反抗的な態度をとるようになった。
多分、お母さんは、
いままで通りなにも態度を変えていないのでしょう。
しかしこれは、子供の側から、
お母さんが「壁」として
意識されるようになったというサインなのです。
そこで、お母さんとしては、どうしたらいいか?
そうか・・・・壁か・・・・・
そんなら、低くしてあげなくちゃ!!
なんてことはしなくていいですよ!!
子供にとって、全力で戦いがいのある
「壁」としてしっかり立ちふさがりましょう。
そこで、全国のお母さんに提案です。
反抗してくるお子さんに対して、
「悪魔」になってみませんか?
もちろん「エクソシスト」的な悪魔ではなく
愛嬌、ユーモアのある悪魔としてです。
「壁」というと、どうしても
厳しさだけが、強調されてしまいますが、
泣いたり笑ったりする、ユーモアたっぷりの
悪魔として、抵抗してくるお子さんと
楽しみながら戦う!!
「うちの馬鹿息子に、ちょっと意地悪してやろう!!」
なんてニヤニヤしながら
悪魔になってみませんか?
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昨夜は、同じ内容のメールを2通送信してしまいました。誠に申し訳ありません!!


